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2017年02月 アーカイブ

2017年02月02日

建築見学~自由学園明日館~

お久しぶりです。
設計係の下平です。

今回は自由学園明日館という建物を紹介したいと思います。
 
 
この建物は1921年(大正10年)にフランク・ロイド・ライドによって設計されたものです。
 
 
フランク・ロイド・ライトはアメリカの建築家であり、滝の上に建つ落水荘、『白いカタツムリ』と呼ばれているニューヨークのグッゲンハイム美術館など有名な建築物が数多くあります。
 
 
日本では帝国ホテルの設計者として有名です。
 
 
ライトが設計した帝国ホテルは1967年に取り壊してしまいましたが、正面玄関部分だけ愛知県にある博物館明治村へ移築され、現在も公開しています。

 
明治村といいつつ帝国ホテルは大正時代の建物ですが。。。

 
 
 
今回ご紹介する自由学園明日館も、日本に残っているライトが設計した建物で、現存する建物の一つとなります。
 
国の重要文化財に指定されていますが、普段は見学することができ、時間によってはスタッフの方による1時間ほどの建物ガイドも開催されています。
 
 
また、結婚式やクラス会、懇親会など多目的に利用されています。

 
そしてこの自由学園明日館の構造は、私たちHaScasaが採用している工法でもある、現在のツーバイフォー(2×4)工法の先駆けといわれています。
 
 
 
 
外観は学校建築でありながら高さを抑えたつくりとなっていて、水平面が強調されています。
 
中央棟を中心にシンメトリーとなっており、ホールの窓がとても印象的でした。


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中に入ると入り口からホールまでの天井はすごい低いです。
 
 
そのため、ホールには開放感があります。
 
これはライトがホールを広く見せるために意図的に行ったそうです。
 
 
ホールの顔となっている大きな窓には木製の窓枠や桟を幾何学的に配置され、とても美しかったです。


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内部はスキップフロアになっていて、階段を昇った先は当時の生徒が利用していた食堂です。
 
 
この食堂でひときわ目を引く大きな照明もライトがデザインしたものです。
 
こちらの幾何学模様をつかってデザインされていて空間ととても合っていました。
 
 
この食堂のイスとテーブルはライトの弟子の遠藤 新がデザインした物ですが、弟子ということもあり違和感が全然ないです。


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見学をしているうちに暗くなってしまいましたが、おかげで夜の明日館をみれました。
 
 
昼間の雰囲気よりもさらに落ち着きがあり、ホールの窓からの明かりが綺麗でした。
 
 
 
毎週第3金曜日の18~21時では夜間見学も可能なので、夜の明日館を楽しむこともできます。


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自由学園明日館は池袋の駅から近いので、都内に行く機会があればぜひ一度見学してみて下さい。
 
 
 
 

 


 

 

 

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2017年02月05日

建築×自然×アートの世界

こんにちは。インテリア担当の福田です。
 
今日は、私がとても感動した建築をご紹介します。
 
 

瀬戸内の海に浮かぶ島【豊島(てしま)】にある豊島美術館です。


建築家:西沢 立衛さんが、アーティスト:内藤 礼さんの作品を常設展示する美術館として建てたものです。

 
 
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写真を見ての通り、建物というよりアート作品のような自由曲線のみで造形されています。
 
外と中の概念がなくなり、自然の中に溶け込みやすい地形のカーブにあわせた形をしています。


この地に存在していることが、とても自然であり美しいのです。



中に入ってみると、言葉を失うほどの空間が広がり、作品を見るのではなく、体感するとても不思議で、ぼーっとしてしまう、そんな空気が生まれていました。


まだ訪れたことのない方もいらっしゃると思うので、詳しくは書きませんが、訪れる機会がある方は是非行ってみてください。
 
 
 
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ハスカーサの建物にも曲線アーチが多く登場します。
 
 
 
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私たちにやさしく、自然と調和するデザインであり、そのかたちの美しさを生み出すのが私たちの仕事です。


 
建物は、自然の中にあり、私たちと共に自然の中にいて、生かされているのだと思います。
 
 
 
 
 
 

 


 

 

 

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2017年02月10日

【完成現場紹介】Y様邸~欧風モダン~

こんにちは。設計の内村です。
 
今回は先日完成したばかりのY様邸をご紹介したいと思います!
 
 
 
外観は「Leche(レチェ)」
 

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漆喰の白さと角のRが特徴的ですね!
 
一部鮮やかなブルーを入れてアクセントにしています。
 
 
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ご主人いわく「ネクタイのようなさりげないアクセントを」
とのことでしたので、玄関部分の一部のみに範囲を絞って入れています。
 
 
 
 
玄関を開けると開放的な玄関・ホールが広がります!
 
 
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壁にはサーフボードをかけられる金具を取り付けました。 
 
床のタイルはブルーとベージュの色を貼り分け、海をイメージしています。 
ロングボードが室内のアクセントにもなりますね!
 
 
 
ホールには、貝殻のイメージの洗面ボール。
細部までこだわっています!

 
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リビングに入ると特徴的なアーチと、キッチンまわりの木目のアクセントがきいていますね。
   
   
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床上げしたタタミコーナーもとても落ち着きます。
 
 
写真では分かりにくいですが、調湿機能のある「cocuu(コキュー)※」をご採用いただいています。
 
 
まだまだこだわりポイントはたくさんありますが、長くなってしまうのでそれはまたの機会に・・・。
 

改めて本当に素晴らしいお家ができたと思います。
またお客様にも喜んでいただきとてもうれしいです。
 

それではまたお会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
※cocuu(コキュー)とは・・・
【ハスカーサオリジナル調湿工法】
室内の湿気を吸放湿する内装仕上げです。
詳しく 知りたい方は→こちらへお問い合わせください
 

 


 

 

 

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2017年02月17日

【建築史シリーズ】第2回 『都市のオフィス街』

こんにちは!設計の宮里です。
 
私の好きな建築史の分野から第2弾です。
 
今回は、都市のオフィス街について。
 

江戸時代が終わり、明治新政府の課題の一つが官庁街の建設と市街地の改造でした。
それは、閉鎖的な城下町を近代都市に相応しい解放された都市にすること。

そんな中、丸の内、京橋、銀座、築地と、現在の都市の中心市街地で大規模な大火が発生し、「都市の不燃化」に向け、動き出しました。
 
具体的には、都市計画では道路や上下水道の改良、公園などを整え、市街地では、東京の中心地域の家屋は瓦などの不燃物を葺くことや、煉瓦造、石造、土蔵のいずれかにするなどが定められました。
 
建築基準法が施行されるずっと昔の明治時代から、このような取組みが始まっていたんですね。
 
 
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明治15年には、黒漆喰仕上げの外壁をもつ2階建ての土蔵造りの街並みが、現在の中央区には広がっていました。今では考えられない光景ですね。
 
 
 
 
そして30年後には洋風の目立った外観意匠をもつ商店建築が出現し、階数も2階から3、4階となりました。
 
 
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店舗形式も紺暖簾を下げた座売方式から、ショーウィンドーをもつ陳列販売方式へ変わりました。
 
現在の街並みに近くなり、イメージがしやすいのではないでしょうか。
 
 
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また、オフィスビルは、それまでの縦割りでそれぞれに入り口や階段、設備をもつ長屋形式の建物から、大正から昭和にかけて、RC造やSRC造の建物で、共有の階段やエレベーター、設備をもち、床を区切って貸す形式のオフィスビルが主流になりました。
 
皆様が通勤されているオフィスビルになってきました。
 

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はじめは耐火性など最低限の環境を整えるところからでしたが、都市を整え、街並みを計画することで、現在のようなデザイン性にあふれ、自由な建物が多く建てられる都市となりました。

 
今回は、都市のオフィス街を取り上げましたが、住宅も同様に、施主の皆様の好みや個性が溢れる家づくりには、その根本に耐火性や耐震性、断熱性などの性能面が重要です。
 
 


それらも歴史とともに研究が進んだり、外国の文化や技術が入ったりと、今もなお変化しています。
 

皆様が普段通勤しているオフィス街やご近所の住宅街でも、ふと立ち止まって、その街並みを見て、その変化を感じていただけたらと思います。
 

それでは、続きはまた!

  

 


 

 

 

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2017年02月20日

【境目】

はじめまして。
設計の小林と申します。


今回は建築の魅力の一つについてテーマを課して書いてみます。
タイトルの「境目」についてです。


私は図書館、美術館、博物館などを訪れるのが好きなのですが、
展示される作品は勿論、それらを内包する建築の形態美にも圧倒されることが多いです。
 

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例えば、こちらの建築は対向する山の風景を映し出していて、一体とした風景の連続性を生んでいます。


それだけではなくて、建築の緩やかな稜線も設計に意図されているのだとすると、この建築は自然では得難い多方向のスカイラインが見られる風景を作り出しています。


スカイラインを作り出すものといえば極端にはこんな建築もあります。
 
  
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風景に足りないものを補填するような建築です。

この規模になると新たな生態系ができ、登りながら草花や動物を見ると、都市部に居ながら異世界に入り込むような錯覚に陥ってしまいます。


次は内部空間を紹介します。
 

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奥を見てみると照明も椅子もあり、机だと判断できるのですが、それがなければ長椅子にも見えます。

一概に用途を定義してしまうのが勿体なく思えてしまいます。


またフロアが全ての面を構成しているかのようで、境界がフレキシブルになると多様な使われ方が生まれそうに思えました。
使い手に最後の1ピースを埋めさせるようなものでしょうか。


と、端的にまとめましたが、作り手・使い手両者諸共三者三様の価値観を見いだすことに対して寛容に受け入れられるのが、建築の魅力だと私は思います。


みなさんの好きな空間、作りたい空間があったら是非聞かせてください。

 

 

 

ハスカーサの各展示場も、異世界に入り込むような雰囲気を持つ建物の一つです。 

そして、お客様によってその空間をどう使うのか、様々な想像ができるような展示場ばかりです。

 

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ぜひ足を運んでみてください。

 

 

ハスカーサの展示場はこちら

ハスカーサの実例ページはこちら 

 

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2017年02月23日

【完成現場紹介】Y様邸 ~平屋~

美術館のような平屋のお家が出来ました。  

 

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・・・しかし、実態は、、、完全なる大人たちの遊び場・・・

 
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そのメンバーたるやワールドワイド(様々な国のお友達)・・・
ご主人のあてのないオーストラリア旅行の武勇伝は今でも忘れられないくらい面白おかしく(かなり危険をはらんだ旅の物語)、そんなご主人への奥様の絶妙な突っ込み。
打ち合わせもそこそこに「関係ない話をしている時間の方が長いのでは?」と、当時は営業さんに思われていたかもしれません。

 
 
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他にない、他で出来ない門ペイ・・・実は期日がせまっていた僕は悩んでいました。
 
こうじゃない、これじゃない、Y様邸にふさわしい形・・・造形的なものをと悩んだ末に出来るかどうかわからない中で、「これで!」と依頼。


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美しい・・・
でもどうやって出来たのだろう・・・

 
 
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普段はバーベキューやるのかなーくらいの表情をみせている広い中庭、なぜ土間コンクリートの仕上げのままなのか・・・
 
それは、お酒やお蕎麦・プリンまで飛び交う会場になるとかならないとかのため。

 
 
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中庭に面したLDKは建築的に余計な演出はせず、大きく開放し一体化を図り、素材にこだわった仕様となっています。
 
床はホワイトオークのフローリング、壁は「遮熱・断熱」に特異性能を発揮するセラミック塗装。

 
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それをツルっと仕上げるのではなく、マットなコテ塗り感を出すこだわり仕上げ。
塗装業を経営されているご主人自らの手仕事にただただ感動しました。
 

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更に古材を利用したオリジナル家具の数々とそれにマッチするステンレスキッチン。
お施主様のセンスの良さが際立っています。
 
 

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美術館たるや360°美しくなければなりません。


僕にとって、とても貴重な経験をさせていただいたY様邸、これからも永いお付き合いが出来ればと思います。
 
 
 
設計:小杉 
 
 


 

 

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2017年02月26日

竹富島 ~アルミサッシと冷蔵庫~

みなさん、こんにちは。
 
HaScasaの設計担当、浅井です。

今回は私の大好きな南の島のお話。
 

~竹富島~
沖縄県の八重山諸島、その中核をなす石垣島の沖合にその島は浮かんでいます。
集落の家々は人の背丈ほどの石垣で囲まれ、漆喰で固められた赤瓦の伝統的工法の民家が多く残されています。
 
 
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生け垣代わりに植えられたブーゲンビリアが咲く、とても美しい沖縄の伝統的な集落が保存されている島です。
 
 
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民家の屋根の上には漆喰や瓦で創られた個性的なシーサーがのせられています。
 
 
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近年、島の外れに大手リゾートホテルが進出してきましたが、そもそも、石垣島から連絡船で10分程度で渡ることの出来るアクセスの良さから、観光客の多くは石垣島からの日帰り客が多いため、集落の中には大きな施設はなく、宿泊するには民宿を利用することになります。
 
昼間の観光客に比べ、島に残って宿泊していく観光客は少なく、飲食店はおろか、コンビニさえない、夜の島は静かで穏やかな時間が流れます。
 
宿泊者は、たまたま居合わせた他の宿泊客と自然発生的に発生した飲み会 ~「ゆんたく」と呼ばれたりします~ や、宿の女将 ~親しみを込めて「おばぁ」と呼んだり~ とおしゃべりしたりして、まったりと夜を過ごします。
 
 
そんな、「ゆんたく」で「おばぁ」に聞いたお話。
 
 
曰く、「最近は集落内でもどこに誰が住んでいるのかわからなくなってきてしまった」と。
  
昔は、台風が近づくと集落で一番大きく新しい家に親戚とか他人とか関係なく集まって、一晩中台風が通り過ぎるのをみんなでやり過ごしたり(台風の通り道である八重山地方は、出来たての勢力の強い台風が頻繁にやって来る)
また、どこかのウチで山羊を解体すれば、みんなに振る舞ってちょっとした集まりが催されたとのこと。
 
そうして集落というコミュニティは自然と強い結束を深めていったのでしょう。
 
 
伝統的集落を保存しつつも、窓はアルミサッシ化され、台風でも耐えられる現代的な住宅になり、快適で安全になった代わりに、みんなで集まって台風をやり過ごしたりするような機会は失われ
冷蔵庫が各家庭に行き渡り、生肉の保存が普通に出来るようになると、解体した家畜をすぐに消費する必要がなくなり、近所にヤギ汁を振る舞うこともなくなってしまった。
 
 
安全・快適・利便性を獲得することにより、当たり前にあったコミュニティの絆は薄れてしまったという少し悲しいお話でした。
 
 
 
住宅を設計するものとして、快適・健康・安全は当たり前のものとして、さらに、家族の絆、地域の絆をいかに確保するか?はこれからもっと重要になるのかもしれません。
 
 

家族の絆がテーマのHaScasa展示場は
 
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地域の絆がテーマのHaScasa展示場は
 
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です。
 
是非おいで下さいね!

  

 

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