住まいづくりと資格の話 その1
皆様はじめまして。
昨年末にHaScasa設計課に異動してきた飯田です。
スマホ持っていません。ブログも初めてです。
異動前は18年間、
軸組工法の構造設計業務をしていました。
HaScasaは枠組壁工法なので、
異動の辞令が出た時はとても驚きました。
軸組工法と枠組壁工法では、
同じプランの木造住宅を作ったとしても組や考え方が全く異なるからです。
思わず上司に「本当ですか?」と
言ってしまったくらいです。
嘘やドッキリの辞令がある会社は嫌ですが(笑)
そんな異動を経験して、現在は勉強の真っ最中です。
受験で大変な思いをした学生さん達の気持ちが、
少しだけ分かる気がします。
「学生の皆さん、不安も多いと思いますが、
無駄な努力は無いと信じて頑張りましょう!」
話を戻して、ブログ作成するに当たり、困った事が二つありました。
①「異動したばかりなので、枠組壁工法についてまだ勉強中」
住宅メーカーのホームページなのに、載せられる様なネタが無い!
②「スマホを持っておらず、LINEもした事が無いのにブログ作成!?」
こんな私が関わって良いのでしょうか・・・
気を取り直して、もう一度考えてみました。
新しいネタが無いなら、持っている物を見せるしかない。
やった事が無いなら、やってみるしかない。
という訳で思い付いたのが「住まいづくりに関連する資格の話」です。
私が持っている一級建築士、構造設計一級建築士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター検定2級、応急危険度判定士、住まいの防犯アドバイザー、リフォーム診断員等々の紹介と、資格取得してからの話をしてみたいと思います。
今回紹介するのは「住まいの防犯アドバイザー」です。
正直、聞き慣れない資格ですよね。
埼玉県住まいづくり協議会による、埼玉県の資格で、ちょっとローカルです。
定期的な講習を受けて防犯情報を展開したり、
住宅の防犯性について評価したりする役割があります。
なぜ最初に紹介するのがこの資格なのかと言うと、
「皆さんの安全な生活に直結する話ができるから」です。
皆さんは泥棒(住宅侵入窃盗)に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
・住人が留守だったり、夜寝静まったタイミングを狙って侵入してくる。
・鍵が掛かった窓のガラスを割って、鍵を外して侵入してくる。
というイメージを持っている方も多いと思います。
ところが昨年の埼玉県住宅侵入窃盗では、以下の集計結果となっています。
・「一戸建て住宅への侵入手段のトップは、無施錠箇所からの侵入で48.4%」
ガラス破り42.7%よりも多いのです。
鍵の閉め忘れや、「短い時間の外出なら鍵を掛けなくても大丈夫だろう」
という油断を狙われています。
・「玄関からの侵入率12.7%」
堂々と玄関から入ってくる泥棒がいるという事は驚きですが、無施錠だった場合は、窓を割って入るよりも余程簡単になってしまいます。
・「一戸建てに比べて窓の数が少ない集合住宅でも、発生件数の26.8%を占めている」
集合住宅には防犯装置が多く付いている事が多いですが、泥棒は
住人の油断を見付けて侵入してきます。絶対に安全という訳ではありません。
・「昼の在宅時に侵入されて、気が付かないうちに盗まれているケースがある」
居抜きと呼ばれるやり方なのですが、犯人と鉢合わせになってしまうと危害を加えられやすい恐ろしいケースです。
防犯性の高いサッシや玄関ドアを採用していても、戸締りがされていなければ役に立ちません。
皆さんも「在宅していれば大丈夫」「少し外出するだけだから
鍵を掛けなくても大丈夫」という油断はせず、戸締りの習慣を身に着けて下さい。
今回は自己紹介が半分を占めてしまいましたが、次回もよろしくお願いします。
ハスカーサの展示場や施工実例も
ぜひご覧ください。
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