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2012年10月 アーカイブ

2012年10月21日

Leche(レチェ) 「今頃気付く僕。」

幅の広い階段を2階へ上がっていく時、僕は気付いた。
今更という感じだ。


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家の中は気密性が高いからだろう、暖かかったので、
僕は失礼かなと思いつつも裸足になっていた。
なのに気付いたのは今。
それだけ招いていただいてから、驚き、感動がちりばめられていて、
ずっと感じていたはずの肌触りに気付かなかった。

このふわっというか、じんわりというか、優しく伝わってくるこの感じに気付いた。
心地いいなぁ・・・寝転がって一眠りしたいなぁ・・
昼だったらあの中庭の窓を開放して心地良い風を受けながら昼寝したいな・・・

と、僕は階段に座り込み、寝転がろうとしていたらしい。

上から主人が、「お~い、どうした?具合でも悪いのか?」と、心配そうに声を掛けてくれた。


僕はこの感覚を日本の建築でも感じている。
そして少しずつ思い出していく・・・

ひとつは 島根県:松江城

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「立派な庭園に囲まれた城だなぁ」
廃城令で一度廃城になったお城だけど、出雲群の方々により買い戻され、少しずつ当時の様子へ同じように改修されていった由緒ある城。
100名城にも入っている。

僕はやはりここでも裸足になっている。

「へんたい・・・」

・・・嫁はいつもそう言う。なんで?どこが?僕はそう言う。

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ロマンな人には伝わるはず。この鈍い艶。
永い時間をかけてここまで至ったこの床・・・
僕は想像しただけで感激に身を震わせる。。。変、か。
やはりこれは無垢の素材でしか味わえない至福だ。


あっ・・・広島県厳島の「豊国神社」・・・たしかあそこは。。。

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この荒々しい表情・・・しかし、一歩足を踏み入れたとたん、身体の芯を脳天まで劈く稲妻に打たれたらこんなかな?
というような感覚。。。そして次の瞬間、心地良さに襲われる。

・・・至極。

僕はここでも口元が緩んでいたらしい。
傍らでその光景を見ていた嫁が、「へんたい。」・・・
言い返せない。


湧き出す無垢の床の感覚、止まらなくなってきた。
でも、主人は「気付いたな」という、ちょっとうれしそうな表情で、階段の段板を触っていた僕を見ていた。
いつの間にか、主人も裸足だった。


「こ、これが日本3大山城か・・・」
僕は、岡山県高梁市にある「備中松山城」の攻略を開始していた。
途中まで馬(乗り合いバス)を駆り、途中のくるわ(ロータリー)から徒歩で攻め上がる。

「しまった!」

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罠だ・・・一休みしようと切り株にしかけられた仕掛けに気付かないほど疲労を感じていた。

「はぁ・・・」嫁がため息をつく。


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脱出後、再び功城を開始し、本丸に・・・
靴下を脱ぎ僕は裸足になってこの無垢床を感じる・・・
みなまで語るまい・・・感じるんです。
「ホワイトアッシュみたいだ」僕はそう思った。


勢いに乗る僕は、山陰・山陽地方を立て続けに攻める・・・
しかし、岡山城・・・RC・・・無念。

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やっと。僕は我に帰り、2階を案内してくれようと待っている主人の下へ向かう。
ご主人自慢のこの家の床も、時間と共に磨かれ、ここにしかない風合い、色味、そして歴史をつくるのだろうなぁ・・・ぼんやりと考える。

・・・・・・?  漆黒の夜に咲く・・・

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・・・つづく。

前回までの内容は・・・こちら 



<※注意>新越谷展示場の話です。
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