ツナグ家

お子様の誕生をきっかけに計画されたK様邸。
様々な要素をツナグことによって、これからの家族の絆をツナイデいく、そんな家を目指しました。
外と中、親と子、パブリックとプライベート。…をツナグ。
一見切り離されがちなそれぞれを、視線の通る空間構成や、格子で区切りながらも天空に開放されたプライベートテラス、
大空間の勾配天井を利用してほどよく繋ぎ、家族それぞれの生活を尊重しながらも、お互いをずっと感じながら生活することができる、
お子様の成長と共にこれから育まれていく家族に向けた家になりました。
水平を強調したシンプルかつ遊びのある形が特徴的な黒い外観。生活感を排除するため換気扇フードの位置までこだわって丁寧にデザインしました。

黒の外壁に赤いポストがアクセント。スパイスのように全体を引き締めます。

シンプルな北側とは対照的に、桜の木が生い茂る南側は開放的に。リビングから繋がるデッキとやわらかな芝生で覆われたお庭は、ゆったりとした時間が流れます。

ハスカーサオリジナルサイン。ありがたくもお客様のご要望から具現化されました!

玄関を開けた先に広がる中庭。外観からは想像もつかない明るさと広がりを演出します。そして、春にはその先に見える桜が美しい情景を映し出してくれます。

勾配天井で広々としたリビング。二方向の大開口サッシから差し込む光と風が心地良い。

「ツナグ」その1.リビングは中庭と繋がり、さらにその先の子供部屋と繋がっています。キッチンに立つ奥様が、家族がどこにいても気配を感じられるようにというご要望から生まれたデザインです。

「ツナグ」その2.テレビの裏には水周りが集約。高い腰壁がプライベートとパブリックをほどよく繋ぎ、そして仕切っています。上部が解放されているのでリビングの開放性を高める効果も。

食器も家電も雑貨も、壁一面の造り付け収納に全て納めてすっきりと。実は一部にPCデスクコーナーも備え付けられています。扉の色が違うのは、雑多なものを隠す機能性とデザインの両立の為。

「ツナグ」その3.プライベートな外部空間は、家の核として全ての部屋と外とを繋いでくれます。それは心のゆとりにも繋がります。

「ツナグ」その4.主寝室と子供部屋はクローゼットで仕切られつつも、上部で繋がった空間に。家族の気配を感じられるデザインです。

赤と黒のコントラストで大人モダンな空間に。

DATA
- 敷地面積
- 299.71㎡(90.7坪)
- 延床面積
- 119.44㎡(36.1坪)
- 家族構成
- ご夫婦+お子様1人
- 間取り
- 2LDK+ガレージ
- 階数
- 平屋