自然とレトロが共存する、カフェスタイルの家

周辺の環境に馴染みつつも、凛とした存在感を放つダークグレーの外観。装飾を削ぎ落としたシンプルな箱型のフォルムが、住む人のセンスを感じさせる、普遍的でモダンなデザインです。

玄関の土間スペースを、趣味を楽しむための空間として活用。愛用の自転車をディスプレイし、壁はOSBボードとシックなグレーでラフに仕上げました。コンクリートの床と相まって、インダストリアルで秘密基地のような雰囲気を醸し出しています。

グレーの壁を背景に、お気に入りのアートやミラーを飾ったリビングスペース。落ち着いた色調の中に、木の家具やファブリックの質感が温かみを加えています。自分らしい空間づくりを楽しめる、居心地の良い場所です。

リビングの一角に設けられた階段は、上階へと空間をつなぐオブジェのような存在です。ソファに座って見上げる勾配天井のダイナミックな木組みも、この家の見どころのひとつです。

大きな窓から明るい光がたっぷりと差し込むダイニング。外の緑を眺めながら、気持ちよく食事ができる特等席です。シンプルな木のテーブルセットが、ナチュラルで穏やかな時間を演出します。

まるで秘密基地のような、趣味に没頭できるアトリエ空間。壁一面に設けられた長い木の作業台には、愛用の道具やグリーンが並びます。好きなものに囲まれて、創造力がかき立てられる特別な場所です。

白を基調としたシンプルな廊下の先に、鮮やかなイエローの壁をアクセントとして配置。日常の動線上にこうした遊び心を取り入れることで、単なる通路ではない、楽しさと彩りのある空間が生まれます。