自宅にDIYで壁を作ってみる 【坂本】
目次
骨組み作成
まずはホームセンターで木材を購入し、壁の骨組みを作成します。
ボード貼付け
次にホームセンターで石膏ボードを購入し、骨組みに留め付けていきます。
扉のための開口部を設けておきます。
壁を作成する際に素材を何にするか検討したのですが、石膏ボードが一番安価で頑丈でした。
スタイロ詰め
次にホームセンターでスタイロフォームを購入し、形を整えて骨組みの隙間に設置していきます。
扉は木材で骨組みを作成して、中にスタイロフォームを詰め込んでます。
※スタイロとは、ダウ化工株式会社の断熱材「スタイロフォーム」の略称で、一般名称は「押出し発泡ポリスチレン」です。
扉作成
扉の素材は木材とスタイロフォームですが、持ってみると結構重いです。
開閉できるか不安でしたが、丁番で留め付けると結構スムーズに動きます。
MDF貼付け
次にホームセンターでMDFを購入し、骨組みに貼り付けていきます。
反対側は石膏ボードを貼ったのですが、こちらの面はMDFを貼ってます。
特に貼り分けた理由はありません。石膏ボードもMDFも同じくらいの値段だったので、せっかくだから両方使ってみようということで使いました。
※MDF(エムディーエフ)は、「Medium Density Fiberboard(ミディアム デンシティ ファイバーボード)」の略で、日本語では「中質繊維板」や「中密度繊維板」
スタイロフォームについて
室内を仕切る壁の間に入れたスタイロフォームですが、断熱的にはあまり意味がありません。
室内⇔室内の温度差は、室外⇔室内ほど大きくないためです。
今回は遮音を目的として入れています。実際にスマホの音程度なら防げるので、効果はありそうです。
ですが、人の歩いた振動などは床を通して伝わってきてしまいます。
建築家からのひとこと
色々やりましたが、素材を加工しているときより、一人で運搬したり設置したりする方が大変でした。
木材は長いし、石膏ボードは重いし、スタイロフォームは大きい。
ちなみに壁の反対側の高いところには石膏ボードを貼っていないので、いまだに水色のスタイロフォームがちら見えしています。
家族が荷物を置いていて脚立が設置できないので、石膏ボードが張れないのです。
設計という立場としては、図面上だけでなく、実際に工事することができるのか?ということも事前に考えないといけませんね。