建築物見学 ~美濃の国建築巡礼~ 【浅井】
目次
美濃の国建築巡礼の旅。
世界遺産白川郷です。 ご存じ合掌造りの建物が並ぶ集落です。
私の訪問前日から降り出した雪ですっかり雪化粧となりました。
合掌造りの妻面の壁は少し前傾しているように見えませんか?
実際、内部から見るとわずかに上部が外側に向かって前掲しています。 これは、窓や壁面に雪が積もらないようにするための工夫だといわれています。
内部では囲炉裏などで暖をとっています。 暖かくはありますが、少し煤臭い感じがします。 これには煙によって燻し害獣・害虫の駆除の効果があるといわれています。
合掌造りの大きな小屋裏空間は、農具の保管庫や養蚕などの空間に使われています。
集落のどこを切り取っても絵になる空間になっています。
集落全体が歴史遺産ですね。
集落のはずれにある3棟。フォトジェニックな姿に観光客がひっきりなしに撮影にやってきます。 人が写り込まないように撮影するのに苦労します。
夜の姿も灯る明かりにもなんだかほっとしますね。 以上、世界遺産白川郷のフォトレポートでした。
東京都・埼玉県・千葉県に複数のモデルハウスがございます。
お近くのモデルハウスへぜひ一度お越しください!皆様のご来場心よりお待ちしております。
この記事を書いた建築家
浅井 直林
アーキテクト / 1級建築士
松美古流いけばな家元
草加市景観賞(2013)受賞
建築設計における座右の銘
「住宅とは身体の拡張である」
ル・コルビュジェとマーシャル・マクルーハンの言葉より。