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流行りの間取り「横並びダイニング」の魅力とは?

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こんにちは。

ハスカーサ スタッフです。
梅雨に入り、安定しないお天気が続きますね。
夏の雨は嫌いではないですが、洗濯物が乾きにくいことだけが難点です。
さて今日は、毎日使う場所「キッチン」についてお伝えします。
最近注目されているのは、「横並びダイニング」というスタイルです。
システムキッチンとダイニングテーブルが横に並んだもので、子どもを見ながら料理しやすい、配膳や片付けが楽といった点が人気の理由です。

今日はそんな「横並びダイニング」について、メリットやデメリット、取り入れる時の注意点などを紹介しますね。

目次

横並びダイニングとは?

こちらの間取り図の、上のようなパターンが「横並びダイニング」です。
キッチンからダイニングテーブルまでが一直線に並んでいます。
下のパターンは「対面キッチン」と呼ばれるもので、キッチンカウンターの向こうにテーブルが来ます。
大きな違いは、キッチンからダイニングテーブルまでの移動距離です。
すぐ隣にテーブルがある横並びダイニングの方が、移動距離が短くなっていますよね。
数歩の違いかもしれませんが、毎日使う場所なのでこの差が意外と影響してくるんです。

横並びダイニングのメリット

横並びダイニングのメリットを具体的に見てみましょう。

家事の効率が良くなる

料理→配膳→食事→片付けという家事の流れの中で、キッチンとダイニングテーブルを毎日何度も往復しますよね。
この移動を最小限にできるのが、横並びダイニングです。
手を伸ばせばお皿を置けますし、ほとんど歩かずに移動できるので、無駄な行き来がなくなります。
ほんの少しの距離の違いですが、小さな負担がなくなることで「家事が楽!」と感じる方が多いようです。

食事中の家族の要求にも対応しやすい

お子さまのおかわりや調味料が欲しいというリクエストに、大人が対応しているご家庭も多いですよね。
横並びならテーブルに座ったままでもコンロが見えるので、お料理を温めながらお子さんのお世話をすることができます。
うっかり焦がすなんてこともなくなるかもしれません。

子どもの様子がよく見える

横並びダイニングは、ダイニングテーブルで宿題をするお子さまの様子を見る時にも活躍します。
それは、お子さまのノートが同じ向きで見えるから。
対面キッチンでは、反対方向から見ることになりカウンターもあるので対応しにくいですが、横並びキッチンならスムーズです。

横並びダイニングのデメリットと解消方法

横並びダイニングには、魅力的なメリットがたくさんあります。
しかし、横並びダイニングを導入するならデメリットも知っておきたいもの。
事前に知っておけば問題ないことも多く、間取りの工夫や使い方で解消できるケースもあります。

来客からキッチンが丸見えになる

テーブルからキッチンが丸見えになってしまうことが、一番に挙がるデメリットです。
家族の視線は気にしない方でも、お客様からどう見えるのかは気になりますよね。
片付けが苦手な方や、お客様が多い方にはあまりおすすめできないかもしれません。
しかし、キッチンとダイニングテーブルの間に袖壁をつけてさりげなく視線をさえぎったり、カウンターを少し高めに立ち上げたりすることで、あまり見えなくなります。
気になる場合は、こうした工夫を取り入れましょう。

リビングが遠く感じる

キッチンとダイニングテーブルを並べているので、帰宅してすぐにキッチンへ入りたい時や、キッチンからリビングへ行きたい時に、遠く感じるという声もあります。
この場合は、キッチンとダイニングテーブルの間を離し、通路として使えるようにレイアウトすれば気にならなくなります。

テーブルの後ろが通りにくい

横並びダイニングにしたら、移動しづらく使いにくかったという声も聞いたことがあります。
これは、テーブルの後ろに通り抜けるためのスペースを十分に取っていなかったことが原因と思われます。
ダイニングテーブルと壁との間が狭い、テーブルの後ろが狭いというケースでは、横並びダイニングのメリットが活かされません。
広さに余裕を持って計画するようにしましょう。

横並びダイニングにする際の注意点

横並びダイニングを取り入れるなら、設計時に注意したい点についても知っておきましょう。

横に長いダイニングキッチンになる

横並びダイニングの場合、間取りの作り方には工夫が必要です。

一般的なシステムキッチンの長さは2.5m前後、4人がけダイニングテーブルの長さは1.2mから1.5mほどです。
これを横に並べても問題ない広さが取れることが、大切なポイントになります。
1フロアの面積が限られる、長さが十分に取れそうにないというケースでは、少し工夫が必要です。
例えば、キッチンをI型ではなくⅡ型にして長さを短くする、キッチンのカウンター部分にカウンターテーブルをつけてダイニングテーブルのスペースを補うなどの方法が考えられます。

広さに余裕を持った間取りに

横並びダイニングを快適に使うためには、移動のための通路に余裕を持たせることがポイントです。
ダイニングテーブルに座っている人がいても、その後ろを通れるくらいの広さが大切です。
テーブルをぐるりと回る時に通る壁との間も広く取っておきましょう。
ダイニングゾーンを広く取っておけば、テーブルの使い方にバリエーションを持たせることもできます。

例えば、テーブルの向きを90度回転させて使えば、キッチンから離れたスペースでより多い人数で食卓を囲むことができます。来客時やパーティーをする時などに便利ですね。

こちらのお家のように、ダイニングスペースを通り抜けられないようにしてしまうのもいいアイディアですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
横並びダイニングは、移動距離が少なく便利に使えるため、対面キッチンに変わる新たなレイアウトとして注目を集めています。
具体的にイメージするには、キッチンのショールームなどで体感すると参考になります。
注意点も知った上で、使いやすい横並びダイニングを取り入れましょう!

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