自宅の建築について~土地探し編~ 【内村】
目次
土地探しの計画開始!
私は土地探しから家づくりがスタートしました。
夫婦2人と子供2人の4人家族が住む土地とは・・・
土地を探す上で、予算はいくら程度を想定するか?
どのような暮らしをしたいのか?どのような家が良いか?
など考えておくことはたくさんあります。
私の場合はまず予算が大切だったので、
予算に合う建物、土地にする必要がありました。
そしてどこに住むか、エリアによっても土地の金額に大きな差があります。
土地と建物のバランスがとても重要になってきます。
私はなるべく建物に費用をかけたかったので、
土地は可能な限り安くしたいと考えていました。
ざっくりとした計画としては、
■土地について
・駐車場1台
・自転車4台
・庭はなくても良い(手入れができないので・・・)
・駅からは遠くても良い
■建物について
・モダンな外観
・2階リビングにしたい
・3LDK+書斎(できれば)
そうすると・・・
・建物は30~31坪で十分
・土地も30坪あれば入る
こんな感じになってきました。
この土地のいいなと思ったポイント
・更地
→解体費用がかからない
・高低差がない
→造成費用や深基礎等の費用が抑えられる
・分譲地
→新築が並ぶきれいな街並みになる
同世代の方が購入する可能性が高く、
近所に子供も多くなることが多いため教育的にも良い
・水道の引込みがされている
→水道引込費用を削減できる
・100㎡程度で広さがちょうどよい
→外構費用が削減できる
・北道路で外観がモダンにしやすい
→南道路だと窓がたくさんついてしまうことが多くきれいな外観が作りにくい
・南側に水路がある
→採光が確保しやすい
・境界ブロックが入っている
→外構費用が削減できる
・南側が隣地の庭になっている、植栽がある
→日当たりが良い
※建て替えによって環境が変わる可能性はある
価格はできればもう少し安い方がよかったですが、
ギリギリ予算内だったため、さっそく営業さんに相談し、
翌週買付を入れました。
土地探しはどういうところに気を付けるべきか
土地は良い悪いを判断するのがかなり難しいと思います。
安い土地価格だとしても水道の引込みがなかったり、
解体が必要、高低差がある、境界ブロックがないなど、
費用がかかる要素があったりします。
また、何よりも建物と土地のバランスが悪いと
土地に費用をかけすぎてしまい、建物のボリュームを小さくしたり建築するメーカーが
限定されてしまったりします。
良いと思った土地は建物のボリュームが本当に入るのかや
何か落とし穴がないか等、営業さんや設計さんに相談することをおすすめします。
土地が決まったので、次回は間取りなど打ち合わせの様子を書いていきたいと思います!
スタッフからの一言
今回はハスカーサ建築士が実際に注文住宅を建築する際の土地を決めたポイントについてお話しました。
何百と建築に携わってきた一級建築士だからこその視点はとても貴重ですね!
ぜひ、皆さんも参考にしてください!
東京都・埼玉県・千葉県に複数のモデルハウスがございます。
お近くのモデルハウスへぜひ一度お越しください!皆様のご来場心よりお待ちしております。
この記事を書いた建築家
内村 祥
アーキテクト / 一級建築士
インテリアコーディネーター
健康住宅アドバイザー
家づくりは誰もが慣れないことで、コストやお土地についてなど、様々な問題に必ず直面するものだと思います。設計的な解決策や、お住まいになる方の気持ちを第一に考えた提案をさせていただきます。
プロフィールを見る