光と風と木のぬくもりに包まれた普遍的に美しい家

エントランスからナチュラルカラーのタイルが続く緩やかなアプローチ。 玄関ドアを道路に対して90度の向きに設置することで、ドアを開けても室内が見えないように配慮されています。

アースカラーと間接照明で、落ち着いた雰囲気の玄関ホール。 シューズクロークのアーチ型の下がり壁で、柔らかな印象をプラスしました。 目隠しの水色のロールスクリーンが、柔らかな空間に爽やかな印象をもたらしています。

玄関を入ってすぐに洗面化粧台がある間取り。 帰宅後すぐに手を洗って室内に入る習慣が身に付き、感染症対策にもなります。 帰宅後・トイレ後の使いやすさを確保しつつ、お客様側からは見えない位置に配置したのもポイントです。

洗面化粧台の袖壁上部には、アクセントとして可愛いモザイクタイルを貼りました。 数あるタイルの中から、ガラス・陶器などの様々な素材が混ざった美しいものを採用しています。

「ホールを開放的なスペースにしたい」というご要望から、下足入れの上部分をアーチ型にくり抜いて間接照明を設置しました。 さりげないムーミンデザインのアクセントクロスも、柔らかな雰囲気で素敵です。

広く開放的な2階リビングは、ブルーのアクセントクロスと、天井の木目でおしゃれに。 ダイニングキッチンに背を向けない配置にソファーを配置することで、ダイニングにいる家族とも会話が弾みます。

2階リビングだからこそ実現できる、屋根の傾斜を活かした勾配天井。 東側上部に設けたFIX窓から、明るい日差しが降り注ぎます。 空だけが見える、とても贅沢で存在感のある窓となりました。

天井と壁のラインを綺麗に見せるため、FIX窓上部に段をつけてロールスクリーンを仕舞い込めるようにしました。 ロールスクリーンが入る内側まで、木を貼って美しく仕上げています。

勾配天井により実現した、開放的なリビング。 天井の羽目板をより美しく際立たせるため、天井面を照らす「コーブ照明」という間接照明を仕込んでいます。 天井に光が反射することで、やわらかい光が広がります。照明器具自体が目立ちにくいデザインも特徴です。

壁付けキッチンは、お施主様こだわりのレイアウト。 限られた空間を広々使えるだけでなく、料理に集中できるというメリットもあります。 ナチュラルなインテリアに違和感なく溶け込む、木のキッチンが素敵です。

本物のオークを使った面材が可愛いキッチン。角材を枠のように組んだ「框組み」のデザインがおしゃれです。 アイアン取手と天板のステンレスで引き締めつつ、壁面にはナチュラルに仕上がるタイルを使うなど“良いバランス”を模索しました。

機能と美しさを兼ね備えた、見せる収納スペース。 木×アイアンをキッチンと合わせることで、統一感のある空間になりました。 背面には大型家電やダストボックス、キッチンまわりのストックを隠せるパントリーがあるので、見せる収納は常に綺麗にキープできます。

白を基調とした中にアクセントとしてウォルナット色を取り入れた、清潔感のある洗面所。 洗面化粧台とお風呂との間に、便利に使えるリネン収納を造作しました。

床材の木を壁まで貼り伸ばした、温もりを感じられる寝室。 木の温もりと共に、上部に仕込んだ間接照明が落ち着いた雰囲気を演出します。

トイレは壁一面にアースカラーの三角モザイクデザインの壁紙を貼って、温かみのある雰囲気に仕上げました。 薄くすっきりとしたカウンターは、お気に入りの小物を飾るスペースとしても活躍します。