夏は涼しく冬は暖かい理想の間取りが完成しました。

家づくり検討初期〜ご契約

住宅建築を検討され始めた時に悩まれていた事はありますか？（家づくりのきっかけに）

結婚した後は祖父母が残してくれた家に住んでいましたが、シロアリの被害にあい知り合いの不動産屋に相談した結果、中古住宅を購入しました。
元々建て替えも視野に入れていましたが、妻が寒さに耐えられなくなった事・妻の母との同居が持ち上がった事・妻が近所に出来た建売住宅を見学に行った事で、建て替えもしくは、家を売却した後に建売住宅を購入するかのどちらかに決め、新しい住居の検討に入りました。

「HaScasa」を知ってからご契約までに、どのような課題がありましたか？

私と妻との意見をまとめた結果、新しい住居の最低条件として
・高齢になった時の事を考え1階のみで生活が成り立つ事
・車1台分+最低限の整備ができるスペースを両立させる事
がありました。
土地のスペースに限りがあったので、この両立が非常に難しかったです。

それはどのように解決されましたか？

1階には個室1つとダイニングキッチン・風呂・トイレのみで、リビングはガレージ部分に最低限必要な天井高を残してスキップフロアにしました。
スキップフロアにする事によって、ダイニングキッチンとリビングの視界を繋げ一体感を持たせました。

また、ガレージをつくったことによって1階共有スペースの採光窓が少なくなったので、スチール手摺りを採用する事で2階からの日光を遮る事なく室内で反射させて、1階を明るくさせる提案をして頂く事で解決しました。
将来家族が増える可能性、私の父と同居の可能性を考え、1部屋フリーの部屋を造りました。

「HaScasa」の“最もここが良かった”と思ったところはなんですか？（ご契約頂きました理由）

・当時の営業担当の清川様の誠実さ。
会社や自分の都合ではなく、私達に検討の時間を与えてくれた事は非常に有難かったです。
焦らず真摯に対応してくれたお陰で、こちらも全面の信頼を寄せる事が出来ました。

・設計担当の浅井様の提案力。
私達の要望、ライフスタイルを取り入れ柔軟な発想で提案をしてくれました。浅井様の設計なくしては、我が家はありえませんでした。
・希望の間取りを聞くのみではなく、ライフスタイルの聞き取りから、ライフスタイルに合わせたプランを立ててくれた事。

・契約をするまでに出会った人達が自社商品のみではなく、建築全般が好きだった事。
清川様、浅井様のみならず、セミナーで訪れた研究所の方からも建築に対しての情熱を感じました。
研究所の方とは1度しかお会いしていませんが、セミナーが終わった後も長時間宣伝トークではないお話を聞けた事は良い経験でした。

ご契約〜完成

お打合わせはどうでしたか？

ほぼ週一回、昼から夜までの長時間にわたる打ち合わせでしたが、3年近く過ぎた今でも楽しい思い出です。
私達からの希望をだし、それに答えるプランを提出してもらい、そのプランを基に実際の生活に当てはめ、より現実的なプランにブラッシュアップさせて行く過程は設計に参加できている様で楽しかったです。
また、疲れていないか、寒くないか等の気遣いも有難かったです。

こだわったポイントはどこですか？

特にこだわりらしいこだわりはありません。設計思想上必要な一部の物以外はありきたりな物です。
壁紙に関しては猫の爪に見立てたクギを使い、簡易的な加速耐久実験は行いました。

こだわりとまではいきませんが、
・アメリカから輸入したポストにピンストライパーでレタリングを入れてもらった物をポスト兼表札とする事
・妻の実家にあった灯籠とお地蔵様を使う事
・過去の家で苦しめられてきた庭木や芝生、雑草の生えるスペースを無くす事
だけは最初から決めていました。

実際に住んでみて

実際にお住いになってみて、率直にいかがですか？

・夏涼しくて、冬暖かい。個室以外はすべて共有スペースという厳しい条件ながら、エアコン１台で夏・冬を過ごせます。１日7枚のカイロを使っていた妻が入居後にカイロを使用する事が少なくなり、以前に購入したカイロが３年目になった今でも未使用で余っているそうです。
・小さな頃からの夢だった、自分の家のガレージで自分の車のエンジンを組むという夢がかないました。
・猫がシーリングファンを怖がるので、使用できなかった事が唯一の想定外です。

最後に

マイホームを検討中の方に、経験者として何かアドバイスはございますか？

色々なマイホームの型（注文住宅、建売住宅、集合住宅、借家等、その中でもそれぞれに色々あると思います）があると思うのですが、それぞれに良い面があるかと思います。せっかく選択肢があるのであれば、すべての可能性を捨てずに、皆様の生活様式に合った居住形態を、時間をかけて選んで行ってもらえれば良いかと思います。
またその中でも、注文住宅という形態を選ばれた方々は、契約の前から自分の思いを浮かべる住宅像を余すことなく伝えていって欲しいと思います。
着工が近づいてきた時には変えられない事等もありますので。