ニッチを使ったおしゃれなアイデア【事例紹介】

こんにちは。
ハスカーサ スタッフです。
さて、今日は「ニッチ」をテーマにお伝えします。
スイッチニッチや本棚ニッチなど、壁面のちょっとした凹みを利用した収納が人気です。
バラバラのサイズのものがまとまって見えたり、ディスプレイしながら収納できたり、ちょっとしたスペースなのにとてもおしゃれですよね。
そこで、ニッチを採用した事例を見ながら、おすすめの場所やデザインなどのアイデアを紹介します。
設置時の注意点もまとめていますので、ニッチに興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
ニッチとは?
ニッチとは、厚みのある壁をくぼませて作った、収納スペースや飾り棚のことです。
収納量はほんの少しですが、ちょっとしたものを置いておくのに便利。おしゃれな「見せる収納」として、活躍します。


施工事例を見るWビルトインガレージの3階建て
スパイスニッチ、スイッチニッチ、本棚ニッチなど呼び方も色々です。
玄関ニッチ、ディスプレイニッチもありますね。
早速、ニッチを使った事例を見ていきましょう。
施工実例で紹介、ニッチの活用アイデア
これまで施工したお住まいで、ニッチをステキに活用したアイデアをご紹介します。
玄関ニッチ


施工事例を見る街並みの家
玄関ニッチは、お客様をお迎えするスペースをステキに演出したり、ちょっとしたものを飾りながら収納したりするのに役立ちます。
絵や写真を自由に飾ったり、鍵やマスクなど出かける時に忘れがちなアイテムを置いたりするのにちょうどいいスペース。
ニッチの形をアレンジしたり、照明を仕込んだりして、アクセントにするのもおすすめです。
ディスプレイニッチ


施工事例を見る住まい手を優しく包みこむ家
ギャラリーのように、趣味のものや写真、絵を飾るのに活躍するのが「ディスプレイニッチ」です。
ニッチのへこみに額縁のような効果があるので、中に飾るもののサイズや数がそろっていなくても統一感が出ます。
季節やイベントごとに、中身を入れ替えるのも楽しいですね。
スイッチニッチ、リモコンニッチ


施工事例を見る笑顔が咲く まっしろな家
インターホン、照明のスイッチ、給湯器のリモコン、エアコンのリモコンなどを1ヶ所に集めたものを「スイッチニッチ」「リモコンニッチ」と言います。
操作が一ヶ所ですみ便利になること、形やサイズがまちまちのものがまとまって見えることなどがメリットです。
アクセントニッチ


施工事例を見る音が漂う家
ニッチの奥側の壁を、特徴のあるクロスやタイルで仕上げ、アクセントクロスのように使うアイデアもあります。
床から天井までを周りと違うクロスで仕上げるアクセントクロスは面積も大きくなりますが、ニッチなら少ないスペースで済むのでコストカットにもなりますね。
本棚ニッチ


施工事例を見る無垢の香りに包まれて暮らす家
本の表紙を見せながら収納できるのが「本棚ニッチ」です。
お気に入りの本をディスプレイでき、気軽に手に取りやすくなるのがメリット。子供の好きな絵本や毎月買う雑誌など、身近に置きたい本を入れてみましょう。
スパイスニッチ


施工事例を見る美しく整う家
キッチンに作るなら、コレクションしているスパイスの定位置にするのもおすすめです。スパイスラックとは違い、ほこりが付きにくくなるので清潔に収納できるのもメリットですね。
ニッチを採用する注意点
おしゃれで便利なニッチですが、設置する際には次の3つの点に注意しましょう。
耐力壁には使えない
ニッチは壁の厚みを利用して設置するため、耐力壁など抜くことのできない壁や、外壁に面した部分には設置できないことがあります。
構造的に無理のない場所を選ぶよう、設計者とよく相談しておきましょう。
奥行きがいる場合は、設計時に検討
ニッチを設計する際は、ニッチの枠のサイズだけでなく、奥行きもよく検討しましょう。中に設置するものの厚み、下地やタイルなどの厚みも考慮し、奥行きを決めていきます。
もし奥行きを深くしたい場合は、壁の厚みも調整することになるため、早い段階で相談しておくといいでしょう。
ニッチの数は、ほどほどに
ニッチを設置するなら、ワンフロアに1ヶ所程度に抑えるのがおすすめです。おしゃれですがインパクトがあるため、あまり数が多いと、統一感のない印象になってしまうからです。


施工事例を見るパティオがあるアートギャラリーハウス
まとめ
おしゃれで便利な「ニッチ」についてお伝えしました。
紹介したアイデアを参考に、ぜひお気に入りのニッチを採用してくださいね!